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頭は任せた!テクノジェルピローという枕。 [物と暮らし]

なんだろう、あれは。

買い物をしていて、たまたま目に付いたのがことのきっかけ。

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表面についてる透明なタイル状の質感が気になり、どれどれと触ってみた。

むむ!!

すごくやわらかい。むにゅっと表面が伸び縮みして、べたつかないグミのようだった。

むにゅーるにゅる、さわり心地が面白くてつい、つまんだり、つっついたり繰り返してしまった。
この枕の寝心地が気になったので、写真を撮って後日調べてみることにした。

すると、思いのほかこの枕の評判が良いことを知り、緊急の枕審議委員会が発足した。

首脳A:今まで使っていた枕は、もうかなりくたびれていていつ買い替えてもおかしくないくらいです。
ありていに言えばみっともないくらいボロボロです。
この機会を前向きに捉えてほしいと思います。

首脳B:買い替えには賛成だが、いいか、この枕の価格は20000円だ。安くはないぞ。
中島みゆきさんの夜会S席チケット1枚分だからな。
他に安くて寝心地の良い枕を探すことも考えないか、
もし身体に合わなかったら無駄遣いもいいところ、急ぎすぎないでくれ。

首脳C:たしかに枕と身体の相性は重要です。しかし頭を乗せたわけではありませんが、
触れて感じた善し悪しはひとつ大きな目安になるでしょう。
…このテクノジェルピローにはサイズや高さのバリエーションがありますから、
その中で相性のよさそうなものを選んでみませんか。

首脳A:今までの枕に大きな不満はないようですから、これに近い高さがよいと思います。

首脳B:待て、肌に直接触れるものだぞ、一度くらい実際に試した方がいいんじゃないか。

首脳C:ネット検索では実際に試せる店舗が見つかりません。足で探す必要があります。
本人は早く欲しがっていますから、賭けではありますが今の枕と寝方を詳しく調べて、
決定するほかないでしょう。

首脳B:慎重なんだか、おおざっぱなんだかわからんな。

首脳A:まず、現在使っている枕の高さはおよそ10センチ前後です。
それと、本人は寝像によっては掛け布団を首のあたりに巻くようなことをしています。

首脳C:なら、アナトミックモデルはどうでしょうか。
表面がウェーブ状で高低差があり、くぼみでの高さは約10センチ、首元でやや高くなる形状です。
首周りの空白を好まない本人にはちょうど良い形状だと言えるでしょう。

首脳B:しかし大丈夫か、そんな形の枕なんて使ったことがないだろう、
ここはフラットタイプの低め10センチの方が無難ではないだろうか。

首脳A:本人は見た目の印象でアナトミックモデルに傾いています。

首脳B:見た目…それだけですか?

首脳C:本人はわからないからこそ、知らない方に賭けようとしています。
少しでも印象の良い方を選んで、納得しようとしています。

首脳B:やれやれ、右脳インプット型の人間には理屈が追いつかんな。
あとは野となれ山となれ、しょうがない。買ってみるがいいさ。

ハイ、ドーン。
こうして手探り状態で届いた枕は案外大きく、
羽毛枕と違って、メインの材質がウレタンフォームなので重みもある。

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中を開けると最初から専用枕カバーに包まれた状態だった。
表面のジェル部分を触りたかったので、カバーをはずしてみると、

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さらに薄い綿のカバーで中材が完全に包まれていて、
直接触るには縫製をほどかないといけない。
枕は大事にしたい。おとなしくあきらめた。

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専用カバーの表面はとてもなめらかで柔らかい生地だった。
細かい凹凸のパターンがある毛羽立たない極細毛糸のセーターのような、繊細な表面。
カバーにはTechnogelの文字が入っている。

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枕には上下で高さの異なる「丘」があり、好みの向きで使うことが出来る。

低反発ウレタン系枕で有名なテンピュールの枕は手指で押すと、
ゆっくりともとの形に戻る可塑性の強い材質だけど、テクノジェルピローはもっと弾力がある。

これを買ったその夜さっそく頭を預けたが、その日は熱帯夜で枕どころではなかった。
タオルを巻いた氷枕を上にのっけてしまったので、善し悪しが全然わからなかった

使い始めの数日間は、慣れないのか身体に合っているかわからず少々不安だった。
ただ、その柔らかい質感が気に入っていたので、しょちゅう意味もなく枕をなでていた。

一週間くらい経つと、もう当たり前に慣れてしまった。  
柔らかいけども、頭が沈みすぎることなく、ふわっと頭が着地する感覚。

起きぬけに身体がだるくてしょうがない、とか首が凝る、ということもない。
すごく暑いのに扇風機もつけずに寝たとき、そうとう”暴れた”らしいことはあった。

仰向けのときの頭の角度、横向きのときの肩の位置のポジションを身体が覚えてきて、
すっかり枕の存在を忘れるくらい、自然な感覚で頭を預けることができている。

慣れたらこっちのもんだ、と言わんばかりにすっかり安心して、
心から買ってよかった、と思えたのでこうしてブログに書くことができている。

値の張る枕なので、少しやせ我慢してでも自分に合っていると思いたい、
という気分ではないので、とにかくいい枕を探している方にはおすすめできる品だと思う。

睡眠は人生のおよそ3分の1を預ける長い時間だ。
欠かせない分、快適に眠ることで身体への負担を減らし休むことに徹させる。

睡眠はどう考えても大事だ。

思いがけず枕を選ぶ機会があっとことを喜びたい。

おめもじでした。
                                                                        

テクノジェルピロー アナトミック MP060100N [中心凹形状]



タグ:雑貨 身体論

君を待っていた!アーバンイヤーズのヘッドフォン [物と暮らし]

去年の秋くらいから、使い勝手の良さそうなヘッドフォンを探していました。
家電店に行くと、しばしば音響機器のコーナーに目を通しました。

以前、真剣に購入を検討をしたものは、ネットで評判を確認すると、
”壊れやすい”という決定的に購買意欲を殺ぐ品物であり、
それ以来ヘッドフォン購入は棚上げになっていました。

納得できる品にどこでどうめぐり合うかは、本当にわかりません。
買う気があって探すより、買う予定がなかったのに見つけちゃった!!
というパターンが思いのほか多いものです。

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グレーの陰影のみが商品の存在を伝える化粧箱。
この箱のデザインだけでも目を引く雰囲気がありました。

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箱を開ければ、パズルのように紙が折り込まれて商品を梱包されています。
見ていて気持ちいいです。

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三角形の形にぴたりと沿うように収められています。
無駄なスペースがなく、バンドのクッションがそのまま緩衝材がわりになっている様子。

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urbanears (アーバンイヤーズ)というスウェーデンのストックホルム発のブランドで、
これはPLATTAN(プラッタン)というシリーズのタイプです。

このイヤーパッドは密着度も高く、小さめのパッドの割に遮音性もしっかり備えています。

また、しっかり耳を押さえるので、
耳にぴったり合わせれば多少のヘッドバンギングをものともしない装着感が得られます。

しかしながら長時間の使用となると、側圧で少し耳が痛くなってしまうかもしれません。
映画一本くらいなら、私は気になりませんでした。

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ヘッドフォンをたたむと、余ったアーム部分にコードを巻いておくことができます。
そしてこの状態は「スパゲティ」と呼ばれます。(ここでのみ。)

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アームの伸縮によってパッドの上下位置が調節できます。
箱状の部分が持ちやすいので、頭につけながらの微調整で最適な位置を探しましょう。

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コードの途中にスマートフォンやスカイプに対応するマイクとリモコンが付いていて、
ヘッドセットとしての使用が出来ます。
今のところ私には縁のない画期的なシステムを標準搭載しています。

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ありそうであまりなかったこの仕組み。
ヘッドフォンそのものにジャックがあり、ふたり以上で同時に音楽などを楽しめます。

単純にヘッドフォンが簡易延長コードとして機能すると考えてもいいと思います。

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ドーナツ状のシワの少ないタイプのイヤーパッド。
中央にはスポンジが埋め込まれています。

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薄いクッションの入った生地で覆われたソフトなアーム部分。
装着感の安定に一役買っているのは間違いありません。

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こういったブランドネーム、たいがいパッドの表に刻印されているものですが、
外観のシンプルさを大事にしているのだと思います。
ヘアライン仕上げのメタルパーツを埋めてネームプレート風な仕上がりです。

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箱の中には、アーバンイヤーズのイヤフォンのカタログ、
ブランドマークのシール、接続プラグも同梱されています。

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マークひとつにも色々な意図が込められているらしく、
わざわざシールを作っているあたりちょっと他とは違うところ。
マークっていいもんです。

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このカタログはとても遊び心のある印象的な写真がいくつもあり、
私は思いのほか時間を忘れて眺めていました。

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このヘッドフォンの一番好きな部分。
手にとって眺めているだけでご飯一杯食べることができるかもしれません。

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構造、質感、デザイン、どこをどう見ても好みのストライクゾーンに当てはまります。

君を待っていたんだよ!とばかりに、願いが通じたような素晴らしいヘッドフォン。

中島みゆきの音楽もマイケル・ジャクソンの音楽も、
今までと一味違う迫力と厚みのある音で楽しむことができる…なんて素晴らしい。


あまりごつくなくて、デザインの良いもの。
高額すぎず、値段並みの音質をきちんと備えているもの。

こういった中堅どころのヘッドフォンをお探しの人には本当におすすめです。
色も10色以上あり、きっと好みが見つかるはず。

2011年度”マイ”グッドデザインアワード、「金賞」を受賞しました。

おめもじでした。

Urbanears(アーバンイヤーズ) The Plattan Headphones (Army アーミー グリーン)



タグ:雑貨 音楽

電気いらずで除湿ができます。 [物と暮らし]

夏至の日を境にいきなり夏まっさかり?湿度もジワジワ上がっています。

蒸し暑さの増す今日この頃、去年から目を付けていた除湿機を買いました。

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これはいわゆる「家電」に属する商品ではありません。
タンクもない、電源スイッチもなければ、コードもない。
「非電化除湿機」という電気を使わない除湿機です。

除湿したら乾かしてまた使う。それだけのシンプルな仕組み。

これは「非電化工房」という電気に依存しない道具の販売、
暮らし方を提唱しているHPで注文しました。

フレームの中に除湿剤を含んだ「ろ紙」の組み込まれた黒いホルダーが並び、
そのろ紙が湿気を吸収する構造となっているため、電気を使いません。

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ハンドルには”アトリエ・ノン・エレクトリック”
非電化工房のサインの入ったシールが貼られています。


買っておいてなんですが、本当に除湿できるのかを確認してみたくて、
段ボールを開けて、まだビニールに入った除湿機の中に、
無印良品の湿度計付きデジタルクロックを放り込んで、数値を観察してみました。

すると、湿度73%の表示が68、65、59、と急速に低下して行きました。(!)
ほんの2~3分で湿度の表示は50%まで低下し、確かに除湿能力があることがわかりました。

湿気をたっぷり吸収すると、ライトブルーの「ろ紙」が、大和言葉で言えば浅葱(あさぎ)色が、
ピンクに変わります。 大和言葉で言えば~石竹(せきちく)色に変わります。

非電化工房のホームページの説明では、1.0~1.5リットルほどの吸湿能力があるそうです。

そして、この除湿機は”天日干し”をすることで、ふたたび除湿能力を取り戻すようです。


保護フィルムはがしてません。
天日干しの際は付属のケースをかぶせることでより乾燥が早まるとのこと。
透明なプラスチック段ボールのような材質のカバーケースが付属しています。

これはきっと炎天下にさらされた車と同じで、
透明なカバーは光といっしょに熱を通して、暑くなった空気を逃がしにくい。
熱吸収率の高い黒いホルダーのろ紙はどんどん暑くなって乾燥が早まる。
…きっとこんな仕組みなんだろうと思います。

非電化除湿機は置いておくだけで随時、湿気を吸収するので、
冬場など除湿の必要のない時はケースをかぶせておくことで、
除湿をストップさせられるようです。

電気を使わない、消耗品を使わない、メンテナンスすれば永く使える。
でも素早く除湿はできない、再生には日差しと時間が必要でもあります。
いいじゃないですか。そのくらい。非電化除湿機にナンダ!カンダ!は言いません。


私の部屋は湿気のこもりやすい場所なので、除湿機はこの夏大いに活躍してくれそうです。

さいごにひとつ。非電化除湿機は世の節電指向にのっかって買った、わけではありません。
去年注文できていたら、とっくに買っていました。
私は世の流行に乗りたくない”あまのじゃく”なのでアピールをしておきます。(笑)


おめもじでした。
タグ:雑貨

家の水回りにペンギンを住ませます [物と暮らし]

シャンプーやハンドソープの入ったボトルのノズルって、
使っているとだんだん奥まった隙間に汚れがたまってきて、
ちょっと小汚い部分が目立つようになりませんか。
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ノズルの根元は汚れがたまりやすいんですよね。

でも、もうこんな汚れとは無縁のボトルがあったんです!
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それがこのペンギンポンプ。
ノズルがクチバシに見えたらば、もうこれは「ペンギン」の仲間入りです。

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このペンギンの頭のツルツルっぷりをごらんあれ。
水やハンドソープがたまる場所などほとんどありません。
液体は下に流れるしかない形状なのです。
表面を軽く拭けばいつでも簡単にキレイにすることができ、清潔感が保たれます。

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本体をそのまま押せば内容液が出る仕組みです。
安定感があるので指先で押さえる場所を選ぶこともありません。

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白いカバーを外して詰め替えができます。口が広いので詰め替えも簡単です。
詰め替えのタイミングも、正面のスリットを見れば残量がわかるようになっています。

このペンギンは、
・汚れにくい
・押しやすい
・詰め替えやすい

ポンプに求められる3つの要求を高い水準でクリアーしている完成度の高いプロダクトです。

シャンプーやハンドソープ、洗剤など水回りで少しずつ使う液体用品に幅広く使うことができます。
見た目のシンプルなスタイリングなので、置いても雑然とした印象になりにくいのもポイントです。

水回りが汚れていると神さまががっかりして家の運気が落ちるらしいので、
こういうアイテムがあれば無用な心配ごとも減りそうです。

ペンギン化完了

おめもじでした。

umbra(アンブラ) ペンギンポンプ ホワイト



タグ:雑貨

無印良品の段違いサイドテーブル [物と暮らし]

一目見たときから、ずっと気になっていました。
もう3~4年は経ってしまった気がします。

とうとう、買いました。無印良品のスチールサイドテーブル。

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このフォルムにはしびれました。
天板が段違いになったテーブルは、文字通り段違いにユニークで魅力的。

販売コンセプトにそってかデザイナーネームは伏せられているようですが、
実は「コンスタンティン・グルチッチ」というドイツ出身の有名なデザイナーのプロダクトです。

ボビーワゴンのように、MoMA(ニューヨーク近代美術館)のパーマネントコレクションに
選ばれた製品を手掛けた経験をもつプロフェッショナルです。

発表当時はMONOテーブルという名称で紹介されていたことを覚えています。

無印良品はこうした一部製品デザインに深澤直人さん、ジャスパー・モリソン氏(!)などの
実力派デザイナーを起用していることも知られています。


この無印良品のサイドテーブル、私の知る限り過去に一度カタログから消えたことがありました。

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この写真は2009年の初夏に撮ったものです。
お店で実物を見たときは思わず早歩きになりました。
これはソファ用の足のサンプルのためのテーブルとして使われた商品ではない備品でした。

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残念ながらこの時は在庫のない販売中止状態で、取り寄せも予約の取り扱いもありませんでした。


最近になって部屋の中で、財布やカメラなどのよく動く小物を一時的に置いておく
特定の場所が欲しい…ということを考え始めていました。

それじゃあ、あのサイドテーブルが向いてるんじゃないかと思いつき。

先日のゴールデンウィーク中にMUJIネットストアの商品ページを覗いたところ、
そのとき無印良品週間ということで、「会員10%OFF」のセール期間中でした。
その時点で関東圏の在庫はひとつのみ。

”…今買わないで、いつ買うんだよ!”

さっそく10%OFFのチャンスを活用すべく新規登録をして注文を、確定。

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雨の日に、こんな大きな荷物を注文して、なんだか恐縮です。


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サイドテーブルを買ってまず試してみたかったこと。

テーブルの幅と持っていた収納スタンドが同じ30センチで、ぴったりでした。
置いているのはアルストレインのデスクトップオーガナイザーです。

ぴったりの快感
幅もさることながら高さも、丁度よく、相性○

当たり前とだとは思うのですが、テーブルの高さが絶妙でした。
段の高い方はイスに座りながらヒジを置くのにちょうどよく、
段の低い方はイスに座ったときヒザにはあたらない高さ。

ただ、やはりサイドテーブルのため天板面積は広くないので事務作業用には少々不向き。
また、テーブルを支えているのは円盤状で、
重心も上にあるのでじゅうたんなどやわらかい床の上では、やや安定性に欠けます。

スチール、鉄製ということで、ささっと持ち運ぶにはちょっと重いです。
でもスチールなのでマグネットもくっつきます。

何でも向き不向きはあるので、あとは使い方、置き場所を決めていくだけです。

夏はテーブルが冷たくて気持ちよさそうです。

おめもじでした。
タグ:雑貨

小さなボビーワゴン [物と暮らし]

あるインテリアショップのHPを見ていたら、たまたま「ボビーワゴン」の商品ページを発見。

ボビーワゴンは、ジョエ・コロンボというデザイナーの考えた収納ワゴンで、
MoMA(ニューヨーク近代美術館)のパーマネントコレクションとしても知られている、
その筋ではけっこう有名なプロダクトなのです。

何年か前にこれを知り、気に入って写真をプリントアウトして保管したりしていました。

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先日、そのボビーワゴンを買っていました。

ただし。これは3分の1の縮小サイズで、
デスクトップワゴンという名前で流通しているミニチュア版であり、
厳密に言えば「ボビーワゴン」ではありません。

先日ひさしぶりに見たボビーワゴンにちょっとときめいて、グーグルの画像検索で
ボビーワゴンを調べていると、ボビーワゴンの上にさらにちっこいボビーワゴンが乗っかっている、
摩訶不思議な画像を発見して、たちまち欲しい!と思ってしまいました。

さらに調べてみると、一般に販売されている商品だとわかり、
さっそくショッピングサイトなどを調べまわりました。

実を言うと本物のボビーワゴンは、けっっこう良いお値段で売られているのですが、
ミニチュア版は小さくてサイズなりの値段なので、購入を迷いませんでした。

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3分の1サイズのミニチュアといえど、オリジナルと同じデザイン。
様々な収納箇所があり、幅広い用途に対応できる使い勝手も顕在。

2段の回転トレイは、側面の出っ張りを押すことで、くるっとせり出します。
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ワゴン収納実験その1
電子機器のケーブルを収納。

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ワゴンの側面には2段の収納スペースがあり、
大きく開いた窓から物を出し入れすることができます。

それだけでなく、天面と底面のフタは取り外しができるので、
長い物も無理なく収めることができます。
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ワゴン収納実験その2
大きめのハサミを収納。

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ワゴン収納実験その3
開いた窓からポケットティッシュを収納。

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ワゴン収納実験その4
上段:名刺やポイントカードなどを収納。
下段:コードをまとめてイヤフォンを収納。

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ワゴン収納実験その5
下段のスペースにエネループ充電器を収納。

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ワゴン収納実験その6
浅いトレイ形状の天面に腕時計と爪切りを収納。(置いてるだけ)

ワゴンの底には5つのキャスターがついていて、簡単にぐるぐる回すことができるので、
どこにしまっても向きを気にせず使えるのも特徴的です。
私は箱から開けた時嬉しくて、キャスターを転がして遊びました。


本体の色はこのホワイトブラックオレンジの3色展開なのですが、
発売から時間が経っているためかネットショップでは全色の品切れが珍しくありませんでした。

特にホワイトが人気らしくホワイトだけの悔しい売り切れも多く、探すのに少し時間がかかりました。
それでも、いくつかホワイトのものが買えるところは見つかったのですが、
最初に購入したネットショップでは在庫がないため、多色に変更できないか、
という連絡を代金支払い後に受けました。

変更も検討しましたが、在庫のない商品を買えるようにしたまま、これを商品管理に難アリと見て、
結局注文キャンセルとしたのですが、その後別のショップで発見。

しかも少し値引きされていたので、キャンセルしたところよりもずっと安く買えて結果オーライに。

結果を急がない事がかえって良い結果をもたらしました。
塞翁が馬なり。

おめもじでした。

ボビーワゴン 3段2トレー (ジョエ コロンボ) ホワイト



タグ:雑貨

目覚めのいい朝にユニクロのプレミアムコットン [物と暮らし]

今まで考えられませんでした。
同じ服を、3着も買うなんてことは。

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今月はじめに、ユニクロのプレミアムコットンのVネックTシャツというものを1着買っていました。

ですが、買ってすぐには袖を通さずにいて、買ったことを忘れかけていました。

ふと先日、そろそろ休もうか、と着替えようとしたタイミングでこのVネックを思い出し。
しばらくぶりに手に取ってみると、思いのほか軽く、ソフトでなめらかな肌触りだったので。

…これ着て寝てもいいかも、という想像が頭をよぎり、
このVネックを着てその日は休むことにしました。

そして翌朝。

なぜだか妙に目覚めが良かったのです。
ひさしぶりによく寝た!という疑いようのない心地よい感覚がありました。

目が覚めて自分が布団の中にいるとわかった時、布団の中はパラダイスでした。
グズグズするでもなく、頭の中も割と鮮明でクリアーな感じがしました。

そしてなぜか自分の二の腕からいい匂いがするという、
わけのわからないオマケもありました。

ここ数年のうちでも、かなり目覚めの良い朝だったことがはっきりわかったので、
Vネックを着て寝たことがずいぶんと印象に残っていました。

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このVネックの生地は横によく伸びるので、おそらく身体への締め付けがなく、
寝ている身体に無理な負荷がかかりにくかったのだろうと思います。

また首まわりも割と広めにカットされているので、ゆったりした着心地でした。

普通のTシャツよりも生地の通気性がいいのか、服の中の湿度もいい塩梅だったのでしょうか。
はっきりとした理由は不明ですが、これを着て寝た朝の目覚めが良かったのは本当です。

(もちろんVネックは関係なく、単純に体調が良かっただけなのかもしれません。)


そんなわけで、このプレミアムコットンVネックは私の肌に合っている!と考え、
今日ふたたび、最寄りのユニクロの店舗へ行き、買い足しました。

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同じグレーを2着、ダークグレーを1着、縫製の仕上げがより丁寧なモノを選んできました。

とりあえず、スリーピング・ユニフォームとして1~2着、普通に外着としても着回ししやすそうなので、
持ち服に合いそうな色違いも買いました。

まだこれから買い足す可能性大です。
買い足して古いロングTシャツなどを処分する構想も湧いてきました。


この件でふと思ったのですが、
「寝るときに黒い服を着るとリラックスできない」…という考えが浮かびました。

黒はすべての色を「吸収」する色です。
良くも悪くもあらゆるものを溶け込ませてとりこんでいく色です。

私の想念上の考えですが、眠るときに吸収する色の力が働いていると、
その分、リラックスしにくくなるのではないか、と思います。

これは食べながら眠ることができない理屈と同じだと考えます。
眠りは消化と代謝のための時間だと捉えれば、吸収している余裕はありません。

私は今まで黒い恰好をして寝ていることが多かった気がします。

私は色の力というものが、「ある」と考えているので、
眠りに適した服の色というものがある気がします。

眠りを色からアプローチする考えはあるのでしょうか。


おめもじでした。

もうひとつの貝印の爪切り [物と暮らし]

先日、新しい爪切りを買いました。

ちなみに先月も新しい爪切りを買いました。
この爪切りを失くしたわけでも、壊してしまったわけでもありません。
使い分けるため、と言っておけば衝動買いのエクスキューズになる気がします。(?)

ここは「爪切り」をやたらクローズアップするマニアックなブログです。
読まれる方がついてこれるかどうかはもはや考慮いたしません。(笑)

先月も同じような写真を…デジャヴ?
こうして、ふたたび貝印の爪切りを買っていました。

なんてったって。
デザインの無駄がどこにも見当たりません。すべての形状に意図と機能がうかがえます。
これほど使いやすさと美観をかね備えた安価な爪切りは他にない、と言ってしまいます。
ほっとけないんです、どうしようもないほど素敵なんです。

おう、新入りよ
先月買ったSサイズのTYPE003とはことなりレギュラーサイズなので少し大きく、親指や足の大きめの爪が切りやすいです。

メイドインジャパンです
こちらはTYPE003の曲線美とは違い、「構造美」で魅せるタイプの美観をもった爪切りです。
私にはかなりドイツテイストの色濃いデザインに思えます。

かっこええがな
直線と円の融合したシルエット、私にはどストライクでした。
ハンドル端の円状のふくらみは指が乗りやすく、自然に力をかけられる形状になっています。
その丸みの端もななめにシェイプされており、指のフィット感が素晴らしいです。

いつでもツメ切ったるぜ
テコを持ちあげると003とは違い、ヤスリはハンドル側についています。
この爪切りの特徴的なハンドル部分の2本の軸。
絶妙な折り曲げ角度によりテコが働き、サクサクと爪を切っていけます。

またこのハンドル、カチカチッとした心地よい手ごたえで動くので、
ついつい用もなくハンドルを触ってしまいます。

この小さなくぼみはっ…!
貝印さん、私は見ていますよ。この小さなこだわりを。

ハンドルの端に小さなくぼみと小さな突起が、対になってあるんです。
これがたたんだ時の位置合わせの基準として噛み合うことで、
爪切り部とハンドルがきっちり揃ってたたまれるようになるんです。(感動)

ブリキのロボットみたいな…
この爪切り、
なんだか「顔」に見えてチャーミングでないですか。

今回の件をもって古い爪切り2本を、ごくろうさまとして整理しました。

また、この貝印の爪切りは2011年度”マイ”グッドデザインアワードにノミネートされました。

おめもじでした。

KE0104 ツメキリtype004



タグ:雑貨

頼もしい灯り、ルマテックのブックライト [物と暮らし]

連日の地震による発電所への影響により「計画停電」が実施されています。

原発事故が深刻なあまりか、他の火力発電所・変電所が運転できない状況は報道されません。
私を含めて停電のきちんとした原因はあまり知れ渡っていない印象が否めません。

計画停電は電力の供給バランスを保つためには致し方ない判断なのだと思います。
それまでの日本のインフラがいかに安定していたかを思い知った気分でした。

先日、私の住んでいる地域でも停電がありました。
あらかじめ告知があったとは言え、電気が通わなくなると当たり前が「当たり前」でなくなります。
そして真っ暗なコンビニを見たのは初めてだったと思います。


家で停電すると、まず電気(照明)がつきません。

もちろんトイレの灯りだって使えなくなります。
おそらく家庭で停電中だった方は懐中電灯なり、ローソクなり灯りの用意をしていたと思います。

計画停電にあたり、ふだん気に入って使っていたブックライト(読書灯)が、
今まで以上に重宝することになり、その使い勝手の良さに惚れ直しました。

今回は私が使っているブックライトを紹介させていただきます。

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かれこれ5年愛用のLumatec(ルマテック)のブックライトがこちら。
青く丸いヘッド部分に高輝度ダイオードが2つ、ヘッドを押し出すようにレールを動かすと点灯。

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本をクリップにはさんで固定することができ、
寝る前に少し本を読みたい時など、部屋の照明を付けずに済むのは気が楽です。
ヘッドの部分は角度が調整できるので、照らしたい範囲や向きも思いどおり。

停電の時は腰のポケットにクリップではさんでおくと手元足元が常に照らされるので助かります。

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本体背面にスタンドがあるので、立たせた状態でも使えるのがミソ。
細かい作業でのピンポイントな灯りが欲しいような時も、使わない時も便利。

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読書灯という道具のためか明るく照らす範囲は限られるものの、
ちょっとした懐中電灯代わりとしては充分。

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また、専用ストラップが付属しており、首にかけたり、フックにかけたりさらに使い勝手が広がります。

このストラップも凝っていて、アジャスターがついていたり、
ストラップ部分だけ取り外せるようになっていたりと、アウトドアレジャーでも重宝しそうです。

そして私、ストラップはまったく使っておりません。

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いま特に大事なのがここ。
単4電池4本で「100時間」の連続使用が可能、と説明書にあり、
どこまで正確かはわかりませんが、やたら電池が長持ちしているのは確かです。
最後に電池を充電したのはいつだったか覚えていません。

夜、灯りを付けたまま眠ってしまった翌朝も変わらずに光り続けていた事を覚えています。

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サンヨーのエネループと本体デザインが妙にお似合い。

残念ながら、現在このブックライトは販売が終了しているらしく、
モデルチェンジされた同じ後継商品も今日調べてみると販売が終了していました。

もう1個買っておいてもよかったな、と思っているくらい使い勝手のよいプロダクトです。
もしも今でも買えるショップをご存じの方はぜひ、わたくしめに教えてください。

停電はこのブックライトで乗り切る。

おめもじでした。

ツイッター、はじめました。
http://twitter.com/#!/omemozi
タグ:雑貨 読書

貝印の爪切り [物と暮らし]

先日、買い物に行った近所のホームセンターで小さな道具と出会った。

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これは爪切り。
家にある爪切りの切れ味が悪くなっていることもあって、爪切りのコーナーに目がとまった。

その中で、ひときわ目を引くステンレスの輝き。
「テコ」のカーブが作る心地よい金属光沢が、私に何かを訴えかけてきた。

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よくよく見ると、貝印というメーカーさんの商品だとわかった。

以前、歯医者に通っていた時、待合席にあった雑誌に貝印製の計量スプーンが紹介されていた。
その計量スプーンのアイデアと美観に、おっ!と感じて、そのページを写真に撮ったりしていた。

そんな貝印の商品なら、この爪切りの品質も信頼できるかもしれない、
一目見て、直観的に思ったことが裏付けられたような気分になり、
価格もリーズナブルだったので、ここはひとつ買ってみよう!とあいなった。

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手にとって、テコを持ちあげるとまたシルエットがきれい。
テコの先、ゆるやかに折れている部分に親指がフィットする。

実際に爪を切ってみると、今まで使っていた爪切りよりも余計な力がかからない印象だった。
変なりきみが要らない上、切れ味もいい。

まるで自分の爪がやわらかくなったような錯覚。

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切れ味が良いなー、と思い刃の噛み合わせを見ると、
髪の毛の半分ほどのごくわずかな差でズレている。

貝印さんの商品紹介を見ると、これは「カブリ」という意図的な構造で、刃先がよけあうことで、
刃の切れ味を落ちにくくするための工夫らしい。

刃がキッチリ合わさると、切れ味はいいが、耐久性が落ちる。
刃がズレ過ぎれても、切れ味は落ち、爪にもよくない。

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裏面には、小指の先ほどの面積の「爪やすり」もしっかりついていた。

爪切りそのものが小さいSサイズなので、やすりも小さく、使い勝手がいいとは言い切れないものの、
独特のシボのような表面のけずりの良さは印象的だった。

それまで家にあった爪切り付属のやすりは、単純に溝を切ってを並べただけのものだったので、
けずり心地には雲泥の差を感じた。

まさか近所のホームセンターでこんな逸品を見つけようとは思ってもみなかった。

爪切りのような日常の何気ない道具で、気に入った品物を見つけられるのは、
これから先ずっと、私の喜びに数えていけると思う。

おめもじでした。

KE0103 ツメキリtype003


タグ:雑貨
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