電気いらずで除湿ができます。 [物と暮らし]
夏至の日を境にいきなり夏まっさかり?湿度もジワジワ上がっています。
蒸し暑さの増す今日この頃、去年から目を付けていた除湿機を買いました。
これはいわゆる「家電」に属する商品ではありません。
タンクもない、電源スイッチもなければ、コードもない。
「非電化除湿機」という電気を使わない除湿機です。
除湿したら乾かしてまた使う。それだけのシンプルな仕組み。
これは「非電化工房」という電気に依存しない道具の販売、
暮らし方を提唱しているHPで注文しました。
フレームの中に除湿剤を含んだ「ろ紙」の組み込まれた黒いホルダーが並び、
そのろ紙が湿気を吸収する構造となっているため、電気を使いません。
ハンドルには”アトリエ・ノン・エレクトリック”
非電化工房のサインの入ったシールが貼られています。
買っておいてなんですが、本当に除湿できるのかを確認してみたくて、
段ボールを開けて、まだビニールに入った除湿機の中に、
無印良品の湿度計付きデジタルクロックを放り込んで、数値を観察してみました。
すると、湿度73%の表示が68、65、59、と急速に低下して行きました。(!)
ほんの2~3分で湿度の表示は50%まで低下し、確かに除湿能力があることがわかりました。
湿気をたっぷり吸収すると、ライトブルーの「ろ紙」が、大和言葉で言えば浅葱(あさぎ)色が、
ピンクに変わります。 大和言葉で言えば~石竹(せきちく)色に変わります。
非電化工房のホームページの説明では、1.0~1.5リットルほどの吸湿能力があるそうです。
そして、この除湿機は”天日干し”をすることで、ふたたび除湿能力を取り戻すようです。
天日干しの際は付属のケースをかぶせることでより乾燥が早まるとのこと。
透明なプラスチック段ボールのような材質のカバーケースが付属しています。
これはきっと炎天下にさらされた車と同じで、
透明なカバーは光といっしょに熱を通して、暑くなった空気を逃がしにくい。
熱吸収率の高い黒いホルダーのろ紙はどんどん暑くなって乾燥が早まる。
…きっとこんな仕組みなんだろうと思います。
非電化除湿機は置いておくだけで随時、湿気を吸収するので、
冬場など除湿の必要のない時はケースをかぶせておくことで、
除湿をストップさせられるようです。
電気を使わない、消耗品を使わない、メンテナンスすれば永く使える。
でも素早く除湿はできない、再生には日差しと時間が必要でもあります。
いいじゃないですか。そのくらい。非電化除湿機にナンダ!カンダ!は言いません。
私の部屋は湿気のこもりやすい場所なので、除湿機はこの夏大いに活躍してくれそうです。
さいごにひとつ。非電化除湿機は世の節電指向にのっかって買った、わけではありません。
去年注文できていたら、とっくに買っていました。
私は世の流行に乗りたくない”あまのじゃく”なのでアピールをしておきます。(笑)
おめもじでした。
蒸し暑さの増す今日この頃、去年から目を付けていた除湿機を買いました。
これはいわゆる「家電」に属する商品ではありません。
タンクもない、電源スイッチもなければ、コードもない。
「非電化除湿機」という電気を使わない除湿機です。
除湿したら乾かしてまた使う。それだけのシンプルな仕組み。
これは「非電化工房」という電気に依存しない道具の販売、
暮らし方を提唱しているHPで注文しました。
フレームの中に除湿剤を含んだ「ろ紙」の組み込まれた黒いホルダーが並び、
そのろ紙が湿気を吸収する構造となっているため、電気を使いません。
ハンドルには”アトリエ・ノン・エレクトリック”
非電化工房のサインの入ったシールが貼られています。
買っておいてなんですが、本当に除湿できるのかを確認してみたくて、
段ボールを開けて、まだビニールに入った除湿機の中に、
無印良品の湿度計付きデジタルクロックを放り込んで、数値を観察してみました。
すると、湿度73%の表示が68、65、59、と急速に低下して行きました。(!)
ほんの2~3分で湿度の表示は50%まで低下し、確かに除湿能力があることがわかりました。
湿気をたっぷり吸収すると、ライトブルーの「ろ紙」が、大和言葉で言えば浅葱(あさぎ)色が、
ピンクに変わります。 大和言葉で言えば~石竹(せきちく)色に変わります。
非電化工房のホームページの説明では、1.0~1.5リットルほどの吸湿能力があるそうです。
そして、この除湿機は”天日干し”をすることで、ふたたび除湿能力を取り戻すようです。
天日干しの際は付属のケースをかぶせることでより乾燥が早まるとのこと。
透明なプラスチック段ボールのような材質のカバーケースが付属しています。
これはきっと炎天下にさらされた車と同じで、
透明なカバーは光といっしょに熱を通して、暑くなった空気を逃がしにくい。
熱吸収率の高い黒いホルダーのろ紙はどんどん暑くなって乾燥が早まる。
…きっとこんな仕組みなんだろうと思います。
非電化除湿機は置いておくだけで随時、湿気を吸収するので、
冬場など除湿の必要のない時はケースをかぶせておくことで、
除湿をストップさせられるようです。
電気を使わない、消耗品を使わない、メンテナンスすれば永く使える。
でも素早く除湿はできない、再生には日差しと時間が必要でもあります。
いいじゃないですか。そのくらい。非電化除湿機にナンダ!カンダ!は言いません。
私の部屋は湿気のこもりやすい場所なので、除湿機はこの夏大いに活躍してくれそうです。
さいごにひとつ。非電化除湿機は世の節電指向にのっかって買った、わけではありません。
去年注文できていたら、とっくに買っていました。
私は世の流行に乗りたくない”あまのじゃく”なのでアピールをしておきます。(笑)
おめもじでした。
タグ:雑貨
納戸用に購入を考えていますが、一年使用して如何でしたか?
by kaz (2012-05-08 23:29)
ふだん閉じ切るような場所なら、十分効果があると思いますよ。
ただ、梅雨時はマメにチェックしないと置く環境によっては1日ですぐに吸湿しきってしまうかもしれませんね。
本体もそう軽くはないので、この仕組みを面倒だと感じる場合は、
メンテナンスのしやすい家電を探したほうが賢いと思います。
晴れた日の乾燥時間が必要ですから、もっとも吸湿したい梅雨時はちょっとジレンマがあるかもしれません(笑) 参考までに。
by おめもじ (2012-05-22 23:35)
回答ありがとうございます。
とても参考になりました。
by kaz (2012-05-26 10:44)