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貝印の爪切り [物と暮らし]

先日、買い物に行った近所のホームセンターで小さな道具と出会った。

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これは爪切り。
家にある爪切りの切れ味が悪くなっていることもあって、爪切りのコーナーに目がとまった。

その中で、ひときわ目を引くステンレスの輝き。
「テコ」のカーブが作る心地よい金属光沢が、私に何かを訴えかけてきた。

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よくよく見ると、貝印というメーカーさんの商品だとわかった。

以前、歯医者に通っていた時、待合席にあった雑誌に貝印製の計量スプーンが紹介されていた。
その計量スプーンのアイデアと美観に、おっ!と感じて、そのページを写真に撮ったりしていた。

そんな貝印の商品なら、この爪切りの品質も信頼できるかもしれない、
一目見て、直観的に思ったことが裏付けられたような気分になり、
価格もリーズナブルだったので、ここはひとつ買ってみよう!とあいなった。

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手にとって、テコを持ちあげるとまたシルエットがきれい。
テコの先、ゆるやかに折れている部分に親指がフィットする。

実際に爪を切ってみると、今まで使っていた爪切りよりも余計な力がかからない印象だった。
変なりきみが要らない上、切れ味もいい。

まるで自分の爪がやわらかくなったような錯覚。

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切れ味が良いなー、と思い刃の噛み合わせを見ると、
髪の毛の半分ほどのごくわずかな差でズレている。

貝印さんの商品紹介を見ると、これは「カブリ」という意図的な構造で、刃先がよけあうことで、
刃の切れ味を落ちにくくするための工夫らしい。

刃がキッチリ合わさると、切れ味はいいが、耐久性が落ちる。
刃がズレ過ぎれても、切れ味は落ち、爪にもよくない。

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裏面には、小指の先ほどの面積の「爪やすり」もしっかりついていた。

爪切りそのものが小さいSサイズなので、やすりも小さく、使い勝手がいいとは言い切れないものの、
独特のシボのような表面のけずりの良さは印象的だった。

それまで家にあった爪切り付属のやすりは、単純に溝を切ってを並べただけのものだったので、
けずり心地には雲泥の差を感じた。

まさか近所のホームセンターでこんな逸品を見つけようとは思ってもみなかった。

爪切りのような日常の何気ない道具で、気に入った品物を見つけられるのは、
これから先ずっと、私の喜びに数えていけると思う。

おめもじでした。

KE0103 ツメキリtype003


タグ:雑貨
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