中島みゆきツアー2010~2011 おたよりコーナーにて その2 [Mの音楽]
1月13日、ふたたび「中島みゆきTOUR2010」の東京公演を観に国際フォーラムへ。
公演も残りわずかとなり、東京公演はこの日で最後だったようです。
この中島みゆきさんのコンサートでは「おたよりコーナー」という、
お客さんからのおたよりを元にトークするコーナーが1度だけはさまれます。
11月の公演で私は投稿した「おたより」がみゆきさんによって読まれるという幸運にあずかりました。
その翌日から、お風呂に入っている時、仕事をしている時、布団の中で眠ろうとしている時、
ふとした心のすきまに、思いつく限り、おたよりネタをポツポツと膨らませていました。
特にコレだ、というネタやアイデアは決まらないままコンサート当日に。
思い付いていたネタをパソコンにざっと羅列しまとめ、それを写真にとって会場へ行きました。
チケットをもぎってもらった後、まっすぐ向かうは投稿コーナー。
この日も前回に使用した「勝負ペン」であるマッキーのマジックを使っておたよりを書きました。
会場をそぞろに歩いて閃きを待ったりもしながら、開演までの時間の大部分はおたより書きに充てました。
今回は4通分のおたよりを投稿し、いずれかがおたより選者である「寺崎要さん」の目に留まることを思いつつ、少し余裕を持って開演を待ちました。
定刻のアナウンス後、にわかに会場が暗くなり、1曲目「今日以来」のイントロが聴こえてきます。
そしてみゆきさんの登場に会場から大きな拍手が湧きます。
私は座席が後方だったため双眼鏡を持って、みゆきさんとステージの様子を見守りつつ聴いていました。
明らかに心臓など全身の脈動が平常時よりもパワフルになっていたため、双眼鏡がよく揺れました。
この激しい脈動は「おたよりコーナー」に向けられた予感を多分に含んでいました。
6曲目「時刻表」の演奏後、みゆきさんのトークが始まりました。
まずは今回のコンサートから休憩時間をとることについて。これはむろんトイレ時間でもあるようで。
みゆきさんの足元が落ち着かない身振りして説明する姿、なんとも可笑しく笑いを誘います。
お客さんはもちろんミュージシャンの方々にとっても都合がいいらしく、
トイレに行きたいあまり最後の方の曲は3倍速ぐらいになっちゃたりしてね、なんてコメントも。
そんないつも忘れがちらしい休憩時間についてのアナウンスが終わった後。
いよいよ「おたよりコーナー」が始まりました。
まず、ペロっとおたよりに目を通して、みゆきさん一瞬止まり。
最初のおたよりに「休憩時間の説明はしたか」という注意メモが書いてあったらしく、会場爆笑。
そしておたよりが紹介され始めました。
大阪から新幹線で東京にやってきて、コンサート後に始発で仕事に向かうという1通や。
新年のCMでみゆきさんが紫色の着物きていたことについての1通など、
そのとき私の心臓はBPM128くらいのハイテンポだったことを覚えています。
4通目ほどでしたでしょうか、覚えのあるフレーズをみゆきさんが読み始めていました。
!
きた、私の書いたおたよりだ!書いた張本人、今回は自分のおたよりを写真に撮っていました。
これが実際にみゆきさんが読んでくださったおたよりでした。
学校の体育館で「夜会」、というフレーズに会場のみなさんがウケてくれていました。
ウケ具合の規模としては前回の半分そこそこでしたが、
一部の人はとても楽しく笑っていたのが、耳に残っています。
みゆきさんは笑顔で快くさらりとサインを書いておりました。夢で。
さぁ、私に順番が回ってきた!というところで目覚め。
横につぶれた枕があるいつもの朝の眺めに、戻されて。
正月にこの夢を見て、今回のおたよりのネタにしました。
やはり前回といい、ネタは鮮度が命ということがわかりました。
このおたよりのオチであった、「どうせ夢だもの!」
新曲のタイトルに掛けたこの言葉は後に控える曲のネタバレを防ぐためか、読まれませんでした。
ですが間違いなく、みゆきさんは目で読まれたことでしょう。コレはコレで。
終わりにほぼ実名ペンネーム、青木なおやの名をみゆきさんが読んでくださった時、
「ざ~んね~んでした~!」と叫んでいました。
このとき、いわんや喜びの気持ちが強かったので、
ありがと~!!あたりを叫べば良かったな、と今は思います。
本当に感謝感激極まりないできごとです、本当に。
実のところ、読まれるならこの1通だろうと予想していたおたよりの返答をコンサート中に考えていたのですが、この正月夢話を採用していただくとは思わず、返事コメントがいきおい任せになりました。
2回のコンサートで2回おたよりを読んでいただける。
その確率「2/2」。
今のところは10割打者を名乗れます。
しかしみゆきさんのラジオ本「LOVE」には私のおたよりなぞより、もっと面白い投稿がいっぱいありました。
運の良さが手伝ってくれたことが大きいでしょう。
最後にみゆきさん、今回バンドメンバー紹介トークの中で、こんなことをおっしゃっておりました。
”わたくし… なかなかこれで…
…
ばかでございます。”
歌詞を間違えたり、歌い出しがわからなくなったり、紅白歌合戦での黒部ダムライヴでの歌詞間違えを引き合いにして会場の笑いを誘っていました。
後になって改めて思うと、みゆきさんは本当に器のでっけぇ御人だぁ、と思い知ります。
国際フォーラム何千人の観客を前につるっ、とこういう自己表現ができる、…言葉になりません。
NとBを打ち間違えたこと、これはまったくもって冗談でしか扱えません。
心に残り続けるであろう場面でした。
おめもじでした。
公演も残りわずかとなり、東京公演はこの日で最後だったようです。
この中島みゆきさんのコンサートでは「おたよりコーナー」という、
お客さんからのおたよりを元にトークするコーナーが1度だけはさまれます。
11月の公演で私は投稿した「おたより」がみゆきさんによって読まれるという幸運にあずかりました。
その翌日から、お風呂に入っている時、仕事をしている時、布団の中で眠ろうとしている時、
ふとした心のすきまに、思いつく限り、おたよりネタをポツポツと膨らませていました。
特にコレだ、というネタやアイデアは決まらないままコンサート当日に。
思い付いていたネタをパソコンにざっと羅列しまとめ、それを写真にとって会場へ行きました。
チケットをもぎってもらった後、まっすぐ向かうは投稿コーナー。
この日も前回に使用した「勝負ペン」であるマッキーのマジックを使っておたよりを書きました。
会場をそぞろに歩いて閃きを待ったりもしながら、開演までの時間の大部分はおたより書きに充てました。
今回は4通分のおたよりを投稿し、いずれかがおたより選者である「寺崎要さん」の目に留まることを思いつつ、少し余裕を持って開演を待ちました。
定刻のアナウンス後、にわかに会場が暗くなり、1曲目「今日以来」のイントロが聴こえてきます。
そしてみゆきさんの登場に会場から大きな拍手が湧きます。
私は座席が後方だったため双眼鏡を持って、みゆきさんとステージの様子を見守りつつ聴いていました。
明らかに心臓など全身の脈動が平常時よりもパワフルになっていたため、双眼鏡がよく揺れました。
この激しい脈動は「おたよりコーナー」に向けられた予感を多分に含んでいました。
6曲目「時刻表」の演奏後、みゆきさんのトークが始まりました。
まずは今回のコンサートから休憩時間をとることについて。これはむろんトイレ時間でもあるようで。
みゆきさんの足元が落ち着かない身振りして説明する姿、なんとも可笑しく笑いを誘います。
お客さんはもちろんミュージシャンの方々にとっても都合がいいらしく、
トイレに行きたいあまり最後の方の曲は3倍速ぐらいになっちゃたりしてね、なんてコメントも。
そんないつも忘れがちらしい休憩時間についてのアナウンスが終わった後。
いよいよ「おたよりコーナー」が始まりました。
まず、ペロっとおたよりに目を通して、みゆきさん一瞬止まり。
最初のおたよりに「休憩時間の説明はしたか」という注意メモが書いてあったらしく、会場爆笑。
そしておたよりが紹介され始めました。
大阪から新幹線で東京にやってきて、コンサート後に始発で仕事に向かうという1通や。
新年のCMでみゆきさんが紫色の着物きていたことについての1通など、
そのとき私の心臓はBPM128くらいのハイテンポだったことを覚えています。
4通目ほどでしたでしょうか、覚えのあるフレーズをみゆきさんが読み始めていました。
!
きた、私の書いたおたよりだ!書いた張本人、今回は自分のおたよりを写真に撮っていました。
これが実際にみゆきさんが読んでくださったおたよりでした。
学校の体育館で「夜会」、というフレーズに会場のみなさんがウケてくれていました。
ウケ具合の規模としては前回の半分そこそこでしたが、
一部の人はとても楽しく笑っていたのが、耳に残っています。
みゆきさんは笑顔で快くさらりとサインを書いておりました。夢で。
さぁ、私に順番が回ってきた!というところで目覚め。
横につぶれた枕があるいつもの朝の眺めに、戻されて。
正月にこの夢を見て、今回のおたよりのネタにしました。
やはり前回といい、ネタは鮮度が命ということがわかりました。
このおたよりのオチであった、「どうせ夢だもの!」
新曲のタイトルに掛けたこの言葉は後に控える曲のネタバレを防ぐためか、読まれませんでした。
ですが間違いなく、みゆきさんは目で読まれたことでしょう。コレはコレで。
終わりにほぼ実名ペンネーム、青木なおやの名をみゆきさんが読んでくださった時、
「ざ~んね~んでした~!」と叫んでいました。
このとき、いわんや喜びの気持ちが強かったので、
ありがと~!!あたりを叫べば良かったな、と今は思います。
本当に感謝感激極まりないできごとです、本当に。
実のところ、読まれるならこの1通だろうと予想していたおたよりの返答をコンサート中に考えていたのですが、この正月夢話を採用していただくとは思わず、返事コメントがいきおい任せになりました。
2回のコンサートで2回おたよりを読んでいただける。
その確率「2/2」。
今のところは10割打者を名乗れます。
しかしみゆきさんのラジオ本「LOVE」には私のおたよりなぞより、もっと面白い投稿がいっぱいありました。
運の良さが手伝ってくれたことが大きいでしょう。
最後にみゆきさん、今回バンドメンバー紹介トークの中で、こんなことをおっしゃっておりました。
”わたくし… なかなかこれで…
…
ばかでございます。”
歌詞を間違えたり、歌い出しがわからなくなったり、紅白歌合戦での黒部ダムライヴでの歌詞間違えを引き合いにして会場の笑いを誘っていました。
後になって改めて思うと、みゆきさんは本当に器のでっけぇ御人だぁ、と思い知ります。
国際フォーラム何千人の観客を前につるっ、とこういう自己表現ができる、…言葉になりません。
NとBを打ち間違えたこと、これはまったくもって冗談でしか扱えません。
心に残り続けるであろう場面でした。
おめもじでした。
すごいですね~
ひょっとしてっと思って覗きにきたら~また読まれたんですか!
私は今回のツアーは当日券をゲットして計3回も行くことが出来たので、見習ってマッキーを使ってみましたが全敗でした
うらやましい~尊敬しちゃいます
by たがめの歯ぎしり (2011-01-27 02:28)
タガメの歯ぎしりさんは3度も足を運んだのですか!かなり通ですね。
ネタ練りにはみゆきさんのラジオ本「LOVE」がとても参考になりました。
2年ほど前にオークションで手に入れたのですが、まさかこんな役立ち方をするとは思いませんでした。
次回のコンサートでもマッキーを使ってお互い頑張りましょう!(笑)
by おめもじ (2011-01-27 21:27)