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リラックスしながら集中する「フロー状態」 [日記]

昨日、仕事をしている時1時間ほど、「リラックスしながらも集中している状態」になっていた。

心理学の言葉を借りれば、それは「フロー状態」と呼ばれている感覚に思えなくもない。

言葉ならこの表現が近いと思うのだけど、この言葉に収まりきらないでいる何かも多い。知恵なき私にはそれらをいかにして表現すればいいものか、手探り状態にある。

なので今回は仮にフロー状態という言葉を使うことでその手掛かりを得たい。


”そのとき”とても頭の中が明晰になっていたし、ある種の幸福感も伴っていたし、精神的にフラットで、邪でつまらない感情・雑念が湧きにくい時間だった。

私にも訪れる、このフロー状態は1年に数回あるかないかの貴重な時間になっている。

過去に何度か経験するも、1~2日経てば何事もなかったように…忘れてしまう。

しかし今回、この感覚は簡単に忘れていくものとして扱うには勿体無いほどの価値があると思い、ここに書きとどめておくことで、もっとこの事象に近付いてみたいと思った。


ウィキペディアによる「フロー」の説明では、フロー状態に入るひとつの前提要素として、「他者に干渉されない環境」が挙げられており、実は昨日の状態はこれに該当していた。

時間は13:30~14:30くらいだったろうか。そのときはほとんど時間が気にならない。

倉庫と作業場を兼ねたような、そんなフロアの片隅の机で私はひとりになった。そのときフローは訪れた。

少し細かめの「手作業」の仕事を任されて、それをこなしていた。


このとき、ウィペディアで紹介されている、チクセントミハイの8つのフロー構成要素のうち4つが該当していた。

2.専念と集中、注意力の限定された分野への高度な集中。(活動に従事する人が、それに深く集中し探求する機会を持つ)

5.直接的で即座な反応(活動の過程における成功と失敗が明確で、行動が必要に応じて調節される)

6.能力の水準と難易度とのバランス(活動が易しすぎず、難しすぎない)

7.状況や活動を自分で制御している感覚。   ―(ウィペディア本文より引用)―


興味深いのは、どうやら作業に合わせて上体と手を動かしていることも、関係しているようだった。

ただ何もせずボーっとしているような場合だといまひとつで、フロー状態のテンションが落ちる感じがあった。


また、仕事中なので居眠りをためすことはないが、その状態ならスムーズに溶け込むように眠りに入れるようなリラックスした状態で、けっしてフネをこいて、カクンと頭を垂れるような眠気に苛まれるものではなかった。

そして焦るわけでも、グズグズするでもなく、淡々と心地よく集中して目の前の作業をこなしていける状態だった。

特別に仕事が面白かったわけでもないが、けっして面倒でつまらないわけでもなく、あの状態であれば長時間働いてもさほど疲れなさそうな、安定して調子のいい状態にあった。


いったい、あの時間はなんだったのか。


その時間、頭蓋骨と脊椎のつなぎ目あたりの首筋がジーンとしていて、とても心地よかった。

この首筋の気持ちよさも正体不明。


過去にも何度かあり、いくつかはそのシチュエーションを覚えている。

そこでは、それ以上求めようのないような幸福感があった。


おめもじでした。
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