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ガンプラを手放せ! ~総括編~ [持ち物ダイエット日記]

私の2010年度上半期の主な整理対象はガンプラでした。

04年の5月を皮切りにガンプラブームが発生し、それから丸2年かけてたくさんのガンプラを作り楽しんできました。

そして今年それらほとんどをネットオークションを介して手放し、北は北海道、南は福岡まで全国各地の方々に引き取っていただきました。
ganpraset.jpg

これは今年手放したガンプラの一覧画像です。

これらを買った時は、まさか自ら手放す日が来ようとは毛ほども思っていませんでした。

もともとミニチュア好きであること、物を作るのが好きな私の性格とあいまって最初に買った一体のガンプラをえらく気に入ったことをきっかけに、続々と増える商品展開をただ追いかけていくのでした。

やがて増えたガンプラは一種の飽和状態に達し、すべてを飾りきることも、かといって捨てられるほど割り切ることもできずにいた結果、飾る事をやめてすべてを箱にしまいこみ、長らく死蔵されることになりました。

事とは順々に重なるもので、ガンプラ以外にもため過ぎた物があふれかえり、私の部屋はひどく雑然とした状態になりました。

散らかった部屋はそのまま私の不鮮明なビジョンを象徴していたかのように思います。

そうして一時期、色々なことがいっぺんに破綻したことで「このままじゃイカン!」と考えたその反省が今の整理整頓の動機になっており、今回のガンプラ整理へとつながっていったのです。


自ら好んで買い集め、そして自ら手放していく。

それって結局、プラスマイナス0でムダなことだったのでは? と、思われる方もいるかもしれません。もちろんそういう面も確かにあることでしょう。

ですが反対に、始めから手放す前提で役目を与えず物を買うのはナンセンスである、とも思います。最初から別れる事を想定して付き合い始めるカップルのような虚しい矛盾を感じます。

なので、これを失敗だとか間違いだったと後悔してはいません。


人が心に抱く、「好き」という気持ち。

その「好き」の対象が物であれ人であれ、ただ好き、それだけで突っ走ってしまう事の危うさがあります。

良かれ悪しかれ、大きく人を動かすエネルギーになる好きという「感情」。

「感情」には、思考や理性をすっ飛ばして人の言動に直接働きかけてしまう性質があります。

「好き」という感情をコントロールできない場合…

物に対しては見境のない収集癖に至ってしまったり、物自体への依存が強くなり精神的な不安定さを強化してしまう場合もあります。

人に対しては相手の事を考慮せず先走った一方的なコミュニケーションに走り、迷惑がられても本人は愛ゆえの事だと、盲目的になってしまう場合も考えられます。


「情熱が燃え上がったときには、それと同じくらい冷静さを研ぎ澄ますべし」

今年のガンプラ整理で至った私の自戒の言葉です。

おめもじでした。
タグ:整理論
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